導入事例インタビュー
Interview
お客様に向き合う堅実なサロン経営で予約の取れない店に
業種:
ヘアサロン席数:
6〜10席目的・効果:
自社予約主にゲーム実況で世界的な人気を誇る加藤純一氏プロデュースの美容院 CUT純。2024年1月オープンから半年たっても予約が絶えず。これまで集客サイトを使うことなくBeautyMeritだけで予約管理を行っています。CUT純 共同オーナーの中村千絵様に、オープンから今にいたるまでどのようなお考えでサロン運営を進めてきたか、お話を伺いました。
美容室オープンのきっかけ
「将来、姉弟で何か事業をやりたいね」っていう話をしていて、「みんなが絶対に必要なものが何かな」っていう話をしていた時に、「髪の毛だったら月1回切りにいくかな」「美容室いいよね、でもできるかな」っていう話はしていました。
ちょうどその頃に有馬記念があって「資金ができたら美容室開けるよ!」って加藤純一が配信で視聴者の方に話してしまったんですよ!
本当にやるの?みたいな感じで。私はまだ他で働いていたので、何も決まってない状態で…
結局、イクイノックスに単勝で1,000万円賭けて、結果2,300万円ぐらいになったので、これはやらなくちゃって…
一般的な、普通の美容室とは、出店方法とかきっかけだとか、私たちも美容師ではないというところもあるので、「大丈夫か」とか心配の声もいただきましたが、「出店する」っていうことを発表した時には、皆さんにたくさんコメントいただいて応援していただけました。
サロンのコンセプト
多くの方がそうだとは思うんですけど、美容院に行く際に集客サイトで検索すればいいだけなので、どんな店でも気軽に行けますよね。でも一定数、多分、加藤純一の視聴者が、恐らくそういうことが苦手なんだろうと思うんです。
美容室に行き慣れていない人が通いやすい場所づくりっていうのが一つと、格好良くなりたいって思ってもらいたいっていうことがもう一つ、そういう人たちでも足を運びやすいような。気軽に来れて、髪の毛も格好良くして、人生も素敵になってもらえたらいいなって。そのお手伝いができたらという思いでそういうコンセプトにしました。
ここにきて「変わってもらえる」
そういう店のコンセプトもあって、お客様が美容院での会話が苦手なのではと考え、メニューに「会話なし」っていうのをあえて作ったんですが、オープン当初は1日に何名か「会話なし」を含めた予約がありました。お客様のほとんど加藤純一の視聴者で、その方たちがそこまで髪の毛を気にしていないというか、“なんとかカット”とか分からないだろうなと思っていたら、案の定「お任せします」っていう人が大体8割ぐらいでした。
ところがしばらくすると、「会話なし」の予約もどんどん減ってきて、最近ではほとんどなくなったのと、通ってもらううちに、「次はカラーやってみようかな」みたいに新しいメニューにチャレンジしていただくお客様も増えています。
ここに来てもらって、相手がスタイリストだとしても、純一の話題でもなんでもいいと思うので話をしてもらえるようになるのは嬉しいですし、自信を持ってヘアスタイルを変えてくれたり、そういうことに貢献できて良かったかもしれないです。
兄弟で共同経営するということ
協力関係というか何というかなんですけど、共同経営みたいな形ではしていますが、他人同士ではなくて姉と弟という姉弟関係だからこそ、お互いに指摘しあったりとか、素直な考えが言えたりだとか、決定するのもどっちが決めてもOK的なことになったりとか、正しい判断を彼なら下せるな、姉なら大丈夫かなと、お互いの意見を尊重できるっていうところが最大のメリット。
これからもその姉と弟という関係性を超えた、高め合える経営者になっていきたいなっていうふうに思っています。
明確な役割分担ができている
姉弟だからそんなに彼を褒めてもしょうがないんですけど、弟は昔から勉強しなくても勉強はある程度できるし、努力家というよりは天才肌だったんですね。プラス自分の感性とか感覚とか考えとかを結構大事にしている、そこが多分多くの視聴者の方から愛されて支えてもらっているというところで、今の私達があると思っています。
弟には感性とか感覚とか、今の現在の仕事に集中してもらって、配信者としての価値をこの先もっと高めていってもらいたいなっていう思いはあります。
一方で私の方が店舗の運営の方を頑張っていこうということにはなっています。
人とのコミュニケーションをとるのは私の方が得意で、彼の方が得意なのは、即決ができたりとか。案を出す、自分をブラさないということを得意としていますね。
オープニングスタッフの応募が300人
最初のオープニングスタッフは加藤純一のYouTubeチャンネルで募集をして、お陰様で300人くらい募集がありまして、結果的には7名を選ばせていただきました。
採用の基準としては、応募いただいたフォーム全て目を通して、内容が丁寧だったりだとか、あとやる気やモチベーションが感じられるかどうかとかですね。
一番重視した点としては、私が美容師ではないですし、周りにそういう人がいたわけでもないので、自分自身がこれまではお客様の目線でしか美容室には行ったことがなかったっていうところで、お客様に、もしくは私がこの人にカットとか髪の毛を任せられるかどうかという点。
あとはスタッフ全員いろんなとこから来て、初めましてのメンバーなので、チームワークが取れるかっていう2点を重視しました。
知識とか技術は学べばある程度のレベルには上げることができると思うんですけど、お客様に対しての誠実さだとか、チームで働くということの大切さ、協力をするってことの大切さをしっかりと持っている、もしくは持てそうなスタイリストさんというところで選びました。最終選考に何人か残ったんですけど、そこは純一と一緒に話し合って、今現在のオープニングスタッフ7名というところで決めさせてもらいました。
美容師のトレーニング
新しい商材だとか、例えばトリートメントとかパーマとかについては、もちろんメーカーの方に実際に来てもらって、特徴とか使い方・メリットデメリットを講習してもらっています。
自社のトレーニングでいうと、月に2度、自分が自分の得意な分野だとか、こういうところを勉強していこうよっていうところをみんなで話してもらって、講習をそれぞれで行ってます。
アシスタントのトレーニングだけ、提携しているHONEY GROUPの教育部門に外部委託して教育を一任させて頂いています。
ここがまだそういう教育の基準というのが、みんなそれぞれの別の場所から来てるのでできていないというところもあって、最終的にはそのCUT純のスタイリストが決めたそれぞれの検定に合格してもらって、それでデビューするっていう形にしてあります。
基本的にはお客様に誠実にっていうのは一番大事にしていて、お客様がうちのサロンに来る前に行っていたサロンがあるのはもちろんなんだから、そこの気持ちを前提に感謝の気持ちを忘れないでくださいって言ってます。
サロンの特色
もちろん男性のお客様が8割くらいで男性のお客様が多いというのも特色になりますが、今の流行りのスタイルはもちろんなんですけど、そのお客様の顔だとか髪質とか、頭の形だとか、雰囲気に似合いそうな、それぞれの個性を生かしたスタイルにできるように、巻き方だとか薬剤が何パーセントだとか、そういうのを変えていっています。実際ご来店いただいているお客様もパーマのオーダーがおそらくカット以外では一番多くて、スタイリストの経験や技術も実際深い施術でもあるので、ご満足いただいている印象が多いですね。
流行っているからいいわけでもないなと思っていて、その人に合うなら昔の巻き方でも流行りの巻き方でも良くて、みんなが流行りの髪型が似合うわけではないので、その人に合わせたスタイルというのは意識はするようにしています。
今後の展開
まず今後については、できれば2024年中に、遅くとも2025年の春までには2店舗目を出店しようと思っていて、私と純一が納得できる店舗が見つかり次第、出店しようと思っています。
全国に他何店舗かできたらいいなっていう風に思っているんですけど、実際それが具体的にどことどこに何店舗ずつっていうところは、まだこれから検討するという段階です。
本当に今までたくさんの方に来ていただいていて、実際「予約の取れないお店」って言っていただいて、実際取れない状況になっていて、経営者としてはすごい嬉しいことなんですけど、ご来店いただけないっていうお客様がいるっていうことを早々に解決したいっていうのは思っています。
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