導入後にやること:アプリのDL率を上げる店内導線(受付/鏡前/会計時の型)
更新日:2026年1月19日
サロン専用アプリを導入したものの、「お客様にダウンロードしてもらえない」「スタッフが案内を忘れてしまう」と悩んでいませんか。アプリのダウンロード率を上げるカギは、実は店内の「導線づくり」にあります。受付・鏡前・会計という3つの接点で、いつ・誰が・どう声をかけるかを「型」として決めておくことで、無理のない案内が実現します。本記事では、すぐに実践できる店内導線の設計方法を詳しく解説します。
アプリのダウンロード率を上げるには、受付・鏡前・会計の3つのタイミングで声かけの「型」を決めることが重要です。スタッフ全員が同じトークを使えるよう、案内スクリプトを共有しましょう。
QRコードやPOPの設置場所を統一し、お客様が迷わない環境を整えます。
「便利だから」ではなく「お客様にとってのメリット」を具体的に伝えると登録率が上がります。
導入後1〜2か月の初動が、その後のアプリ会員数を大きく左右します。
アプリ導入後に「ダウンロードされない」よくある原因
サロン専用アプリを導入しても、お客様にダウンロードしてもらえないケースは少なくありません。その原因の多くは、システムの問題ではなく「店内での案内不足」にあります。
まず挙げられるのは、スタッフが案内するタイミングを決めていないことです。「時間があったら案内しよう」という曖昧な姿勢では、忙しい日は後回しになり、結果的にほとんど案内できない状態に陥ります。特に施術中は技術に集中しているため、アプリの話題を出すきっかけをつかみにくいものです。
次に、スタッフごとに案内のやり方がバラバラという問題があります。ある人は熱心に説明し、ある人は全く触れない。これでは「このサロンはアプリがあるんだ」という認知すら浸透しません。お客様の立場からすると、情報の一貫性がないサロンは信頼しにくいと感じることもあります。
また、QRコードやPOPの設置場所が分かりにくいというケースも多いです。受付の端に小さなカードを置いているだけでは、お客様の目に留まりません。目立つ場所に設置し、自然と視界に入る工夫が必要です。
こうした原因を解消するために大切なのは、「いつ・誰が・何を言うか」を仕組みとして決めておくことです。声かけを個人の裁量に任せず、店舗全体のルーティンとして組み込むことで、導入効果が格段に上がります。
- 案内タイミングが曖昧だと、忙しい日に後回しになりがち
- スタッフごとの案内のバラつきが認知度低下を招く
- QRコードやPOPは目立つ位置に設置することが基本
- 「いつ・誰が・何を言うか」をルール化することで案内率が向上する
受付での案内:来店直後が最初のチャンス
お客様が来店して最初に接するのが受付です。この瞬間こそ、アプリ案内の最初のチャンスと捉えましょう。来店直後はお客様の注意力が高く、情報を受け取りやすい状態にあります。
受付での声かけスクリプト例
新規のお客様には、受付時に以下のような声かけが効果的です。
「ご来店ありがとうございます。当店では専用アプリをご用意しておりまして、次回以降24時間いつでもご予約いただけます。よろしければ、施術の待ち時間にダウンロードいただけますか?」
ポイントは、「24時間予約できる」という具体的なメリットを伝えることです。「便利ですよ」という曖昧な表現より、お客様自身が「それは助かる」とイメージできる言葉を選びましょう。
リピーターのお客様でまだアプリを入れていない方には、少し違うアプローチが有効です。
「いつもありがとうございます。そういえば、当店のアプリはお使いいただいていますか?次回予約をその場で取れるので、ご予定を忘れずに管理できて便利ですよ」
受付周りの設置物と動線
声かけと合わせて、受付カウンターには必ずQRコード付きのPOPを設置します。お客様がその場でスマートフォンを取り出せるよう、カウンターの上で視線の高さに合わせて配置するのがコツです。
POPには「アプリで24時間予約OK」「ポイントが貯まる」など、お客様にとってのメリットを端的に記載します。文字は大きく、スマートフォンをかざしやすいようにQRコードも十分なサイズを確保してください。
- 来店直後はお客様の注意力が高いタイミング
- 「24時間予約可能」など具体的メリットを伝える
- 新規とリピーターで声かけの切り口を変える
- 受付カウンターにはQRコード付きPOPを目立つ位置に設置する
鏡前での案内:施術中の自然な会話に組み込む
鏡前のセット面は、お客様と最も長い時間を共有する場所です。施術中の自然な会話の中でアプリの話題を出すことで、押し付けがましさを感じさせずに案内できます。
施術中に使えるトークの流れ
カウンセリングや施術中に髪の悩みを聞いた流れで、以下のように話を展開できます。
「〇〇様の髪質だと、次回は△週間後くらいがベストなタイミングですね。当店のアプリを使っていただくと、スタイリストのスケジュールを見ながらご都合の良い日時を選べますよ」
ここでのコツは、「次回来店の話題」と「アプリの便利さ」を自然につなげることです。髪のコンディションを維持するためのアドバイスとして伝えることで、お客様は「自分のためになる情報」として受け止めやすくなります。
カラーやパーマの放置時間も、案内に適したタイミングです。
「お待ちいただく間に、よろしければアプリをダウンロードしてみてください。会員登録するとポイントも貯まりますし、次回のご予約もその場でできますよ」
待ち時間は手持ち無沙汰になりやすいため、「今ダウンロードしませんか」と提案しやすい瞬間です。タブレットを貸し出して操作をサポートするサロンもあります。
セット面周りの工夫
鏡の横や手元に、アプリのQRコードを記載したカードを置いておくと、スタッフが声をかけた後にお客様がすぐアクセスできます。また、デジタルサイネージを設置しているサロンであれば、アプリ紹介の画面をローテーションに入れておくのも有効です。
- 施術中の会話で「次回来店」の話題からアプリを紹介すると自然
- カラー・パーマの放置時間は「今すぐダウンロード」を提案しやすい
- 鏡横や手元にQRコードカードを設置しておく
- 待ち時間を有効活用してもらう姿勢がお客様の満足度につながる
会計時の案内:最後の決め手は「次回予約」とセットで
会計時は、アプリ案内の最後のチャンスです。お客様が「また来よう」という気持ちになっている瞬間であり、次回予約とセットで提案することで、ダウンロードの動機づけが最も強くなるタイミングでもあります。
会計時のクロージングスクリプト
施術終了後、仕上がりを確認してから会計に進む流れの中で、次のように案内します。
「本日はありがとうございました。次回のご予約はいかがなさいますか?アプリからでしたら、ご自宅でゆっくりご都合を確認しながらご予約いただけますよ」
ここでは「次回予約を取りたいけど今は決められない」というお客様に、アプリを代替手段として提示しています。「今決めなくても大丈夫ですよ」という安心感と、「アプリなら簡単に予約できますよ」という利便性を同時に伝えることで、ダウンロードへのハードルを下げられます。
すでにその場で次回予約を取ったお客様にも、アプリを案内するチャンスはあります。
「ご予約ありがとうございます。アプリに登録いただくと、予約日の前日にリマインド通知が届きますので、うっかり忘れ防止にもなりますよ」
リマインド機能やポイント機能など、予約以外のメリットを伝えることで、「入れておいた方が便利かも」と思ってもらいやすくなります。
レジ周りの環境整備
会計カウンターには、QRコードを大きく表示したスタンドPOPを設置します。お客様がお会計を待つ間に自然と目に入る位置が理想的です。また、アプリのダウンロード特典(初回ポイント付与など)があれば、その旨を明記しておくと登録率が上がります。
- 会計時は「また来よう」という気持ちが高まっているタイミング
- 次回予約とセットでアプリを提案すると効果的
- 「今決められない」お客様にはアプリを代替手段として提示
- レジ周りにはQRコード付きPOPとダウンロード特典の案内を設置
スタッフ全員で徹底するための仕組みづくり
アプリ案内を一部のスタッフだけが行っている状態では、ダウンロード率は上がりません。店舗全体で「型」を共有し、誰が担当しても同じ水準の案内ができる仕組みをつくることが大切です。
案内スクリプトの共有と練習
まず、受付・鏡前・会計それぞれのタイミングで使う声かけの例文を文書化します。「こう言えばいい」という具体的なセリフがあると、経験の浅いスタッフでも自信を持って案内できます。
朝礼や終礼の時間を使って、実際に声に出してロールプレイングを行うのも効果的です。言葉に慣れておくことで、本番でも自然な口調で伝えられるようになります。
チェックリストと振り返り
「今日アプリを何人に案内したか」「ダウンロードしてもらえたのは何人か」を簡単に記録する仕組みを設けましょう。数字を可視化することで、スタッフ一人ひとりが意識を持ちやすくなります。
週に一度のミーティングで、うまくいった案内の事例を共有するのもおすすめです。「〇〇さんはこう言ったらスムーズに登録してもらえた」といった成功体験を共有することで、チーム全体のスキルが底上げされます。
新人教育への組み込み
新しく入ったスタッフには、技術研修と同じレベルでアプリ案内の方法を教育します。「アプリ案内も接客の一部」という認識を最初から持ってもらうことで、習慣化しやすくなります。
- 案内スクリプトを文書化し、全スタッフで共有する
- 朝礼・終礼でロールプレイングを行い、声かけに慣れる
- 案内件数・ダウンロード数を記録して振り返る習慣をつける
- 新人研修の段階から「アプリ案内も接客の一部」と位置づける
ダウンロード率を上げるPOP・ツールの活用術
声かけと並んで重要なのが、店内に設置するPOPやツールの活用です。スタッフが直接案内できない瞬間にも、お客様の目に触れることで「ダウンロードしてみようかな」と思ってもらえます。
効果的なPOPの作り方
POPに記載する内容は、お客様にとってのメリットを端的に表現することが大切です。「当店のアプリがあります」だけでは行動につながりません。以下のような言葉を使うと効果的です。
「24時間いつでも予約OK」「ポイントが貯まる」「予約リマインドで忘れない」「お得なクーポン配信」など、具体的な価値を伝えましょう。
デザインはシンプルに、QRコードは大きく配置します。スマートフォンのカメラで読み取りやすいサイズ(最低3cm四方以上)を確保してください。
設置場所の最適化
POPは1か所だけでなく、複数の場所に設置することで接触機会を増やします。受付カウンター、セット面の鏡横、シャンプー台の天井、トイレの壁、レジ横など、お客様が自然と目を向ける場所を選びましょう。
特にシャンプー台の天井は、お客様が上を向いている間に目に入るため、メッセージを伝えやすいスポットです。「シャンプー中にQRコードを読み取ってダウンロード」という流れをつくることもできます。
デジタルツールの併用
タブレットを用意しておき、お客様が操作に迷った際にサポートできる体制を整えておくと安心です。特に年配のお客様や機械操作に不慣れな方には、「一緒に登録しましょうか」と声をかけることで登録完了までスムーズに進められます。
- POPには「24時間予約」「ポイント」など具体的メリットを記載
- QRコードは読み取りやすい大きさ(3cm四方以上)を確保
- 受付・セット面・シャンプー台・レジなど複数か所に設置
- タブレットで操作サポートできる体制を整えておく
まとめ:初動2か月がアプリ定着の分かれ道
サロン専用アプリのダウンロード率を上げるためには、受付・鏡前・会計という3つの接点で「型」を決め、スタッフ全員が同じ水準で案内できる仕組みをつくることが不可欠です。
アプリを導入しただけでは、お客様は自然には登録してくれません。「いつ・誰が・何を言うか」を明確にし、声かけをルーティンとして習慣化することで、導入効果を最大限に引き出せます。
特に導入後1〜2か月の初動期間は、その後のアプリ会員数を大きく左右します。この期間に集中して案内を徹底することで、アプリ経由の予約が増え、電話対応の削減やリピート率向上といった成果につながります。
まずは明日の営業から、受付での一言から始めてみてください。小さな積み重ねが、サロン経営の大きな変化をもたらします。
ビューティーメリットでは、アプリ導入から運用定着までをサポートしています。店内導線の設計や声かけスクリプトの作成についてもご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
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