Lステップとは?美容室での使い方・料金・予約システムとの違い
Lステップとは?美容室での使い方・料金・予約システムとの違い

Lステップとは?美容室での使い方・料金・予約システムとの違い

更新日:2026年9月28日

Lステップ(エルステップ)は、LINE公式アカウントの配信や顧客対応を自動化・高度化する拡張ツールで、美容室やサロンでも導入が広がっています。一方で「予約システムの代わりになるのか」「料金は結局いくらかかるのか」と判断に迷うオーナーも多いはずです。本記事では、Lステップでできること、料金プランと別途かかるLINE公式アカウントの費用、美容室での活用例、そして予約システムとの役割の違いを、公式サイトの情報をもとに整理します。
【大事なこと】
  • LステップはLINE公式アカウントを拡張する配信・顧客管理ツールで、LINE公式アカウントの契約が前提です。
  • 料金はフリー0円(月200通)〜プロ32,780円(月50,000通)の税込4プランで、別途LINE公式アカウントの利用料がかかります。
  • 美容室では、セグメント配信による再来店の促進、アンケートの自動収集、LINE内の予約導線づくりに向いています。
  • 大手集客サイトの予約とは連携できないと公式FAQに明記されており、予約台帳を一元管理する予約システムとは役割が異なります。
  • LINE内で予約まで完結させたい場合は、予約システム側のLINEミニアプリという選択肢もあわせて検討すると判断しやすくなります。

Lステップとは?できること・提供会社

Lステップは、LINE公式アカウントに「後付け」して、配信の出し分けや友だち情報の管理、予約受付といった機能を追加するツールです。LINE公式アカウント単体でもメッセージ配信はできますが、友だち一人ひとりの属性を記録して配信内容を変えたり、登録日を起点に自動で複数回送ったりする運用には限界があります。Lステップはこの部分を担うもので、公式サイトでは「LINE公式アカウント拡張ツール」と説明され、分類としてはB2C(一般消費者向け)のMA(マーケティングオートメーション)ツールに位置づけられます。

提供会社はソーシャルデータバンク株式会社(旧:株式会社Maneql)です。2026年4月1日に3社の経営統合が行われ、同年7月1日付で、旧・株式会社Maneqlからソーシャルデータバンク株式会社との合併が告知されています。料金ページでも、Lステップの請求元は「ソーシャルデータバンク株式会社(旧:株式会社Maneql)」と案内されています。

公式サイトで確認できる主な機能

公式サイトとマニュアルで確認できる機能は、大きく次の5つに整理できます。いずれも「LINEの友だち」を軸に動きます。

  • シナリオ配信・セグメント配信:友だち追加からの日数に応じた自動配信と、タグや属性で絞り込んだ出し分け配信です。
  • 友だち情報の管理:友だち1人につき最大100項目を登録し、タグ付けやトーク履歴の確認ができます。「カルテ」と呼ぶ専用機能の記載は公式サイトにありません。
  • 予約機能:イベント予約とカレンダー予約に対応し、カレンダー予約はスタッフやコースの選択、Googleカレンダーとの連携にも対応しています。カレンダー予約を最大10個まで作成・管理できるマルチカレンダーは、プロプラン以上の機能です。
  • 管理者向けスマートフォンアプリ:運営者やスタッフが外出先から使う管理用アプリで、顧客に配布する「自社アプリ」ではありません。
  • 外部連携:Webhook転送機能は全プランで使える有料オプション(月額5,500円・税込)、Webhook+API連携はプロプラン以上の有料オプション(月額11,000円・税込)です。Meta広告との連携(広告連携機能)はプロプラン以上で使えます。決済機能は料金ページの機能一覧に掲載されておらず、外部の決済サービス(外部システム)とつなぐ手順が公式ブログで案内されています(プロプラン以上)。

サポート体制は、有人チャット(平日10〜17時)、Zoomによる初期設定サポート(無料)、スポットコンサル(有料プランは毎月1回60分無料、フリープランは初回のみ無料)が公式サイトに記載されています。電話窓口(平日10〜18時)は導入前の相談用で、導入済みの場合はメールで問い合わせる形です。美容業界での利用については、公式LPの導入事例に美容室が掲載され、事例一覧にはヘアカラー専門店、エステ、脱毛、アイラッシュといった業態も並んでいます。導入事例ページの業種絞り込みには「美容・サロン」があり、公式ブログにも美容・エステサロンの導入事例をまとめた記事が掲載されています。

【要点まとめ】
  • LステップはLINE公式アカウントを拡張するツールで、LINE公式アカウントの契約が前提
  • 提供会社はソーシャルデータバンク株式会社(旧:株式会社Maneql)で、2026年に統合・合併
  • シナリオ配信・セグメント配信、友だち情報100項目、カレンダー予約が中核機能
  • スマホアプリは管理者向け、決済機能は機能一覧になし(外部システム連携はプロ以上)
  • Webhook転送は全プランで有料オプション(月額5,500円)、API連携はプロ以上(月額11,000円)

Lステップの料金プラン(2026年9月時点・税込)

Lステップの料金は月間の配信数で決まる4つの基本プランと大量送信プランで構成され、全プランで初期費用は0円です。このほか、最上位のエンタープライズプラン(Liny)も用意されています。有料プランは初月(30日)無料(新規登録のみ)で、まずフリープランから試し、配信数が増えた段階で上位プランへ移る流れが取りやすい設計です。

プラン 月額(税込) 月間配信数 主な条件
フリープラン 0円 200通 1社1アカウントまで・契約期間中の課金なし。タグ10種・シナリオ1個・スタッフ1名
スタートプラン 5,000円 5,000通 初月無料(30日)。スタッフ追加は1名あたり1,100円/月
スタンダードプラン 21,780円 30,000通 初月無料(30日)
プロプラン 32,780円 50,000通 初月無料(30日)。スタッフ10名まで無料。マルチカレンダー・Meta広告連携、API連携(有料オプション)
大量送信プラン 87,780円〜327,800円 10万通〜100万通 10万通87,780円/30万通164,780円/50万通197,780円/100万通327,800円。申込時点から課金

契約条件として、通常プランの支払いはクレジットカードで(エンタープライズプランは年間の請求書払い)、初回課金日は契約日の翌月同日です。課金開始後の解約は3回課金後(3カ月後)から可能と案内されているため、「1カ月だけ有料で試す」という使い方はできません。無料の30日間で運用が続けられるかを見極めることが大切です。

なお2026年4月1日にプラン改定が行われ、フリー・スタートは変更なし、スタンダードプランのCV(コンバージョン)機能とサイトスクリプト機能の提供停止、プロプランのスタッフ上限10名、大量送信プランの30万通以上の値上げが実施されました。既存ユーザーは従来料金が維持されるとされています。契約時は必ず公式料金ページで最新の内容を確認してください。

別途かかるLINE公式アカウントの利用料

Lステップの月額とは別に、LINE公式アカウント自体の利用料がLINEヤフー社から請求されます。2026年9月時点の料金プランは、コミュニケーションプラン0円(月200通)、ライトプラン5,000円(月5,000通)、スタンダードプラン15,000円(月30,000通)で、こちらは税別表記です。

注意したいのは、Lステップにも「スタンダードプラン」があり、名称が重なる点です。見積もりや社内共有の際は「Lステップの」「LINE公式アカウントの」と書き分け、どちらの料金を指しているのかを明示しておくと誤解を防げます。

もう一つ重要なのが通数の考え方です。1回の配信につき友だち1人あたり1通を、Lステップ側とLINE公式アカウント側の両方で消費します。たとえば友だち1,000人に月3回一斉配信すると3,000通となり、Lステップはスタートプラン、LINE公式アカウントはライトプランが目安です。税込と税別が混在するため単純合算はできませんが、それぞれ5,000円、あわせて月1万円前後が毎月の固定費になる計算です(自社計算)。

※2026年9月時点・Lステップ公式料金ページ(https://linestep.jp/lp/01/plan.html)およびLINEヤフー for Business 料金ページ(https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/plan/)より。最新は公式サイトでご確認ください。

【要点まとめ】
  • フリー0円/スタート5,000円/スタンダード21,780円/プロ32,780円(いずれも税込・月額)
  • 全プラン初期費用0円、有料は初月30日無料(新規登録のみ)、解約は3回課金後から、通常プランはカード払い
  • LINE公式アカウントの利用料(税別)が別途必要で、通数は両側で消費

美容室でのLステップ活用例

美容室でのLステップの使いどころは、「配信の出し分け」「情報収集の自動化」「LINE内の予約導線」の3つに集約されます。いずれも一斉配信だけの運用では手が回りにくい部分で、来店後のお客様との関係を切らさないことが主眼です。

セグメント配信でリピートを促す

セグメント配信は、施術メニューや来店時期などの条件で友だちを絞り込み、必要な人だけにメッセージを届ける使い方です。たとえばカラーのお客様には施術から6週間前後でリタッチの案内、縮毛矯正のお客様には3〜4カ月後に次回のご提案、来店間隔が普段より空いている方にだけフォローの一言を送る、といった設計が考えられます。

この運用を支えるのがタグと友だち情報です。来店時にスタッフが「カラー」「ショート」「初回」などのタグを付けておけば、そのまま配信条件に使えます。関係のない案内が減るためブロックされにくくなると考えられ、配信数で料金が決まるLステップでは通数の節約にもつながります。

あわせて読みたい:LINE公式活用で”リピートを底上げ”する設計|セグメント/ステップ/配信カレンダー

アンケート・カルテ情報の収集

友だち追加の直後に、髪の悩みや希望の仕上がり、来店のきっかけといった質問に答えてもらい、回答を友だち情報として記録する使い方も一般的です。回答内容に応じてタグを付与すれば、その後の配信の出し分けに活かせます。紙のカウンセリングシートを来店前のLINEへ移す、と考えるとイメージしやすいでしょう。

ただし、施術履歴や写真を時系列で残す「カルテ」としての専用機能は、公式サイトに記載がありません。施術ごとの薬剤配合や仕上がり写真の管理は、電子カルテを備えた予約システムやカルテアプリの領域と考えるのが現実的です。

予約導線の設計

LINEのリッチメニュー(トーク画面下部のボタン)から予約ボタンを押し、カレンダーで日時を選んで申し込む導線をLステップで組めます。Googleカレンダーと連携して空きを管理し、予約日前日にリマインドを自動配信する流れまで一つのツールで完結します。1人で営業するサロンや席が1つの個室サロンなど、予約枠の構造がシンプルな店舗であれば十分に成立する使い方です。

一方で、複数スタッフの指名や大手集客サイトの予約との枠共有といった要件が加わると、後述する限界にぶつかりやすくなります。予約導線を「LINEからの入口」と位置づけつつ、台帳をどこで持つかは別に考えておくと、後から組み直す手間を減らせます。

あわせて読みたい:美容室がLINE予約を活用する方法は?メリットも解説

【要点まとめ】
  • メニューや来店時期で絞ったセグメント配信が、再来店の促しに使いやすい
  • アンケート回答を友だち情報に記録すれば、来店前カウンセリングの代わりになる
  • 「カルテ」専用機能の記載はなく、カレンダー予約はシンプルな予約構造の店舗で成立しやすい

LINE配信ツールと予約システムの違い

LINE配信ツールは「来店後の関係づくり」を、予約システムは「予約枠(席・スタッフの時間)の受付と管理」を担うもので、目的そのものが異なります。Lステップの検討で多い疑問は「予約システムの代わりになるのか」ですが、それぞれが何を管理する道具なのかを整理した方が判断しやすくなります。

観点 LINE配信ツール(Lステップなど) 予約システム
主な目的 友だちへの配信・コミュニケーションの自動化 予約枠の受付と台帳の管理
管理の単位 友だち(LINEユーザー)ごとの属性・履歴 予約(日時・メニュー・担当・席)ごとの情報
外部予約の取り込み 想定していない(Lステップは大手集客サイトと連携不可) 複数媒体の予約を一元管理する製品が多い
顧客情報 友だち情報として記録(Lステップはカルテ専用機能の記載なし) 顧客管理・電子カルテを備える製品が多い
費用の決まり方 月間配信数(Lステップの場合) 製品や店舗規模による

配信ツールの得意分野は、来店したお客様との接点を増やし、次の来店につなげることです。予約システムの得意分野は、電話・Web・LINE・大手集客サイトなど複数の入口から入る予約を一つの台帳にまとめ、ダブルブッキングを防ぎながらスタッフの稼働を管理することです。

そのため実務では、予約システムで台帳を持ち、配信ツールでお客様との関係を育てる、という併用が基本の考え方になります。予算や人手が限られる場合は、まず予約の受け皿を安定させ、配信の高度化は次の段階に回す順番も選択肢の一つです。

【要点まとめ】
  • 配信ツールは「友だち」を、予約システムは「予約枠」を管理する道具
  • 外部媒体の予約を取り込む役割は予約システム側にある
  • 両者は競合ではなく併用が前提で、順番と分担を決めるのが実務的

Lステップで予約を受ける場合の限界

Lステップの予約機能は、1つのカレンダーで受け切れる規模のサロンなら実用的ですが、複数スタッフや複数媒体の予約を扱う美容室では台帳管理の面で限界が出やすいと考えられます。確認しておきたい論点を5つ挙げます。

1. 大手集客サイトの予約と連携できない。公式FAQには、大手集客サイトの予約とは「連携できません」と明記されています。集客サイト経由の予約があるサロンでは、LINEの予約と集客サイトの予約枠を手作業で突き合わせることになり、ダブルブッキングのリスクが残ります。

2. スタッフ指名・同時施術の管理。カレンダー予約はスタッフやコースの選択に対応し、プロプラン以上ではマルチカレンダーでカレンダー予約を最大10個まで作成できます。ただし、「カラーの放置時間に別のお客様のカットを入れる」「指名スタッフと席の両方を押さえる」といった美容室特有の台帳運用にどこまで対応できるかは、公式サイトに記載がありません。想定する運用を具体的に伝え、事前に確認することをおすすめします。

3. 友だち登録が前提になる。LINEで予約できるのは友だち追加したお客様だけです。電話予約やLINEを使わないお客様の予約は別管理になり、台帳が二重になりやすい点は見落とされがちです。

4. 友だち数の上限は公式に記載なし。料金ページは配信数を基準に構成されており、登録できる友だち数の上限は記載が見当たりません(2026年9月時点)。友だちが増えるほど1回の配信で消費する通数も増えるため、コストは友だち数と配信頻度の掛け算で考える必要があります。

5. 決済機能は機能一覧にない。事前決済やキャンセル料の徴収をLINE内で行いたい場合、Lステップ単体では完結せず、外部の決済サービス(外部システム)との連携をプロプラン以上で組む形になります。決済まで一体で管理したいなら、予約システム側の決済機能とあわせて検討する方が構成はシンプルです。

【要点まとめ】
  • 大手集客サイトの予約とは連携できない(公式FAQ)ため、枠の突き合わせは手作業
  • スタッフ選択には対応。同時施術などの細かな台帳運用は公式サイトに記載なし、要確認
  • 友だち数の上限は公式に記載なし、決済機能は機能一覧になし(外部システム連携はプロ以上)

LINEミニアプリという選択肢

「LINEの中で予約まで完結させたい」が本来の目的であれば、予約システム側が提供するLINEミニアプリを使う方が、目的に直結します。LINEミニアプリとは、LINEアプリの中で動くWebサービスのことで、お客様は専用アプリをダウンロードせずに、いつものLINEから予約や予約確認を行えます。

配信ツール経由の予約と大きく違うのは、予約がそのまま予約システムの台帳に入る点です。大手集客サイトやWeb予約と同じ台帳で管理されるため、LINEからの予約だけが別枠になりません。ビューティーメリットもLINEミニアプリを提供しており、LINE内で予約が完結する仕組みを備えています。

「配信はLステップ、予約は予約システムのLINEミニアプリ」という分担も理屈の上では考えられますが、同じLINE公式アカウントで両方を併用できるかどうかは、それぞれの提供会社に確認が必要です。LINE公式アカウントをこれから開設するサロンであれば、先に「予約をどこで受けるか」を決め、その台帳と相性のよいLINE連携を選ぶ順番が遠回りを避けやすいと考えられます。

あわせて読みたい:LINEミニアプリと予約連携でもっと気軽に予約できる!

【要点まとめ】
  • LINEミニアプリはLINEの中で動くWebサービスで、専用アプリのダウンロードが不要
  • 予約が予約システムの台帳へ直接入るため、LINE予約だけが別枠にならない
  • ビューティーメリットもLINEミニアプリを提供、配信ツールとの併用可否は要確認

導入前に確認したい注意点

Lステップの導入で後から「想定と違った」となりやすいのは、費用の全体像、外部予約との連携、運用の担い手の3点です。

LINE公式アカウントの費用が別途かかる

Lステップの月額に加えて、LINE公式アカウントの利用料がLINEヤフー社から別途請求されます。配信1通につき両方で通数を消費するため、片方の無料枠だけを見て「無料で運用できる」と考えると、想定外の費用が発生することがあります。友だち数と月の配信回数から月間通数を見積もり、両方のプランを同時に決めるのが現実的です。

大手集客サイトの予約とは連携できない(公式FAQ)

公式FAQに明記されている事項で、Lステップの予約機能と大手集客サイトの予約枠は自動では同期しません。集客サイトを主要な経路にしているサロンがLステップで予約も受ける場合、両方の枠を手作業で管理することになり、誰がいつ行うかを決めずに始めるとダブルブッキングにつながりかねません。予約の一元管理が必要なら、その役割は予約システム側に持たせる設計が無理のない形です。

運用工数・シナリオ設計・担当者の確保

Lステップは機能が豊富な分、初期のシナリオ設計とタグ運用のルールづくりに時間がかかります。フリープランはシナリオ1個・タグ10種・スタッフ1名という制限があるため、本格的な出し分けを試す段階で有料プランへの移行が必要になる点も見込んでおきましょう。有料プランは初月30日無料(新規登録のみ)ですが、課金開始後は3回課金後まで解約できず、通常プランの支払いはクレジットカードです。2026年4月のプラン改定で機能差も変わっているため、使いたい機能がどのプランに含まれるかは契約時点の公式料金ページで確認してください。

そして何より、配信の内容を考え、反応を見て改善する担当者を店内で確保できるかどうかが、ツールの費用以上に成果を左右する要素だと考えられます。

【要点まとめ】
  • LINE公式アカウントの利用料が別途かかり、通数は両方で消費される
  • 大手集客サイトの予約とは連携できない(公式FAQ)ため、枠の管理は手作業
  • フリープランはシナリオ1個・タグ10種・スタッフ1名、有料は3回課金後まで解約不可
  • 配信を設計・改善する担当者を確保できるかが成果を左右する

まとめ|自社に合うツールの選び方

Lステップは、LINE公式アカウントの配信を「友だち一人ひとりに合わせた内容」へ高める拡張ツールで、美容室ではセグメント配信による再来店の促しやアンケートの自動収集に向いています。料金はフリー0円からプロ32,780円(税込)までの4プランで初期費用は0円ですが、LINE公式アカウントの利用料が別途かかり、大手集客サイトの予約とは連携できない点は押さえておく必要があります。

自社に合うツールを選ぶ観点は、次の3つに整理できます。

  • 困っているのは「予約の管理」か「関係づくり」か:前者なら予約システム、後者なら配信ツールが起点です。
  • 予約の入口はいくつあるか:大手集客サイト・Web・電話・LINEと複数あるなら、台帳をまとめる予約システムが土台です。
  • 担当者と固定費を確保できるか:配信を回す人手と、Lステップ+LINE公式アカウントの合算コストを見積もってから決めます。

LINEの中で予約を完結させたい、複数媒体の予約とカルテをまとめたい、というサロンには、予約システム側のLINEミニアプリという選択肢があります。ビューティーメリットの料金は店舗の規模や構成によって異なるため、比較資料で確認したうえで、現在の運用に照らして検討してみてください。

よくある質問

Q. Lステップとは?LINE公式アカウントとの違いは何ですか?
A. LステップはLINE公式アカウントに追加して使う拡張ツールで、友だち情報の細かな管理や属性別のセグメント配信、シナリオ配信、カレンダー予約などを可能にします。LINE公式アカウントは配信の土台となる契約そのもので、Lステップ単体では動きません。提供会社はソーシャルデータバンク株式会社(旧:株式会社Maneql)です。

Q. Lステップの料金はいくらですか?無料で使えますか?
A. 2026年9月時点の公式料金は、フリー0円(月200通)、スタート5,000円(月5,000通)、スタンダード21,780円(月30,000通)、プロ32,780円(月50,000通)で、いずれも税込・初期費用0円です。フリープランは契約期間中の課金が発生しませんが、別途LINE公式アカウントの利用料(税別)がLINEヤフー社から請求されます。

Q. Lステップで美容室の予約管理はできますか?
A. カレンダー予約(スタッフ・コース選択に対応)やマルチカレンダー(プロプラン以上)の機能があり、LINEの友だちからの予約を受け付けられます。ただし公式FAQで大手集客サイトの予約とは連携できないと明記されており、複数媒体の予約を一つの台帳で管理する用途には向きません。複数スタッフや複数の入口を持つ美容室では、予約システムとの併用が現実的と考えられます。

Q. LINEで予約を完結させるにはどんな方法がありますか?
A. Lステップのカレンダー予約を使う方法のほか、予約システムが提供するLINEミニアプリを使う方法があります。LINEミニアプリはLINEアプリの中で動くサービスで、専用アプリのダウンロードなしに予約でき、予約はそのまま予約システムの台帳に入ります。ビューティーメリットもLINEミニアプリを提供しています。

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