freee予約(旧tol)とは?無料でできることと有料Businessプランの違い
更新日:2026年9月28日
- freee予約は旧「tol(トル)」で、2025年2月に名称変更。提供はfreee株式会社(商号:フリー株式会社)です。
- 無料のStarterプランは予約数制限・初期費用なしで、事前決済も使えます(事前決済利用時のみ手数料6%)。
- 顧客台帳の編集・カルテ(来店履歴・接客メモ)や予約時アンケートは、有料のBusinessプラン(年払い38,160円、月払い3,980円・いずれも税込)から使えます。
- 複数スタッフ管理・スタッフ指名はShopプランの機能ですが、Shopは2026年9月時点で「現在リニューアル中」と表記されています。
- 大手集客サイト連携やPOS連携は公式サイトに記載がなく、スタッフや予約経路が増えた段階では役割の違うシステムの検討が必要になります。
freee予約(旧tol)とは?基本情報と提供会社
freee予約(旧tol)は、個人事業主や小規模事業者向けに設計された、スマートフォンアプリ中心の予約システムです。ネイルサロンやヘアサロン、マッサージ・エステサロンなど業種ごとの案内ページが公式サイトに用意されており、美容業では特に「一人で店を回している人」を意識した作りになっています。
もともとは「tol(トル)」という名称で、アポロ株式会社が運営していました。同社は2024年10月にfreeeグループに入り、2025年2月にサービス名がfreee予約へ変わりました(2025年2月27日付のfreee株式会社プレスリリース)。現在の提供会社はfreee株式会社(商号:フリー株式会社)です。会計ソフトで知られる会社の予約サービス、と捉えると位置づけが分かりやすいと思います。
旧サイトのトップページ(tol-app.jp)と料金プランページ(tol-app.jp/plan)は、2026年9月時点でfreee公式サイトへ自動転送されます。旧ドメインのログインページ(tol-app.jp/login)は残っていますが、画面には「ショップの方はアプリからログインしてください」と表示されています。「tol 料金」「tol ログイン」で検索して旧ページにたどり着いても、中身はfreee予約の情報だと理解しておけば混乱しません。
利用規模については、公式サイトに「導入企業数10万件」(2025年5月20日時点)、「予約者100万人」(2026年1月31日時点)という表示があります。業種を問わず個人・小規模事業者に広く使われているサービスだと考えられます。
もう一つ押さえておきたいのは、運用の入口がアプリ中心である点です。事業者はショップ向けの共通アプリ(iOS/Android)で予約や顧客の管理を行うのが基本で、2026年9月2日にはWeb版へ予約管理機能が追加されたと公式に案内されています。公式サイトのよくある質問でも、PC環境で使えるものの一部機能はアプリ限定とされています(2026年4月時点)。パソコンで予約台帳を見たい方は、Web版で使える範囲を申込前に確認しておくと安心です。
- freee予約は旧tol。2025年2月に名称変更し、提供会社はfreee株式会社(商号:フリー株式会社)
- 個人事業主・小規模事業者向けの予約システムで、ネイル/ヘア、マッサージ・エステの業種別ページがある
- 旧ドメインの料金ページはfreee公式へ転送。旧ログインページは残るが、ショップはアプリからログイン
- 運用はアプリ中心。2026年9月にWeb版へ予約管理機能が追加されたと公式に案内
freee予約(旧tol)の主な機能
freee予約の機能は「全プランで使えるネット予約」と「Businessプラン以上で解放される顧客管理・カスタマイズ」の二層で理解すると整理しやすいです。ここでは公式サイトの機能一覧と料金プラン比較表に記載のある範囲で、美容サロンの実務に関わる機能を見ていきます。
ネット予約の受付(全プラン)
予約ページを作成し、そのURLをSNSのプロフィールやLINE、ホームページなどに置いて、お客様に予約してもらう形が基本です。予約の受付そのものは無料のStarterプランから使え、公式には予約数の制限もありません。個人で働く美容師がまず必要とする「電話に出られない施術中でも予約が入る仕組み」を、費用をかけずに用意できるのがこのサービスの中心的な価値だと考えられます。
顧客管理・カルテ(Businessプラン以上)
お客様ごとの来店履歴や接客メモを残す顧客カルテと、顧客台帳の編集・管理は、有料のBusinessプラン以上で利用できます。Starterプランでも顧客台帳は予約から自動で追加されますが、編集はできません。前回の施術内容や会話の内容を次回来店時に確認できるため、リピート客との関係づくりに役立ちます。ただし、施術写真をカルテに保存する機能については公式サイトに記載がありません(2026年9月時点)。ヘアカラーの履歴やネイルのデザインを写真で残したい場合は、別の手段が必要になる可能性があります。
Businessプランには、顧客管理のほかに予約時アンケート(追加質問)、オプションメニュー、予約ページへのロゴ設置、予約メールのカスタマイズ、予約者からのキャンセル受付、予約ブロックなどが含まれると公式料金ページとヘルプに記載されています。Starterプランでは予約者からのキャンセル受付ができず、予約ページにはfreeeのロゴマークが表示されます。予約データのCSV出力もBusinessプランで使えますが、出力のたびにサポートへの連絡が必要とされています。
事前決済(かんたんネット決済)
お客様が予約時にオンラインで支払いを済ませる事前決済機能があり、Starterプランでも利用できます。手数料は事前決済を利用したときのみ、プランを問わず決済額の6%です。現地払いや銀行振込をお客様が選んだ場合には手数料はかかりません。事前決済は当日キャンセルや無断キャンセルの抑止につながると考えられ、一人で予約枠を埋めているフリーランスにとっては実務上の意味が大きい機能です。手数料と入金サイクルの詳細は次の料金の章で説明します。
LINE・Googleマップとの連携方法
LINEとの連携は、LINE公式アカウントのリッチメニューに予約ページのURLを設置する方式で、API連携(システム同士が直接データをやり取りする仕組み)ではありません。お客様はLINEのメニューから予約ページへ移動して予約する流れになります。Googleマップについても、公式ヘルプで「Google Mapのリンクを設定する」手順が案内されており、予約ページ側にマップのリンクを置く形です。「Googleで予約」(Google検索・マップ上で予約が完結する仕組み)への対応は公式サイトに記載がありません。
事業者用アプリとWeb版
事業者側は、ショップ向けの共通アプリ(iOS/Android)で予約の確認や顧客の管理を行います。お客様向けに店舗オリジナルのアプリを作る機能については、公式サイトに記載がありません。前章のとおり、2026年9月2日にWeb版へ予約管理機能が追加されたと公式に案内されているため、パソコンでの運用範囲は今後広がっていく可能性があります。
サポート体制
サポートは、公式ヘルプのプラン比較表ではStarter・Businessともメールとされ、公式サイトのよくある質問では、導入時の不明点をアプリ上から問い合わせられると案内されています。電話サポートの有無や対応時間は記載がありません(2026年9月時点)。営業中は手が離せない美容師の働き方を考えると、問い合わせの手段と返答の目安は申込前に確認しておきたいところです。
- ネット予約の受付と事前決済は全プランで利用でき、予約数の制限はない
- 顧客台帳の編集・カルテ(来店履歴・接客メモ)、予約時アンケート、予約者からのキャンセル受付などはBusiness以上
- LINE・GoogleマップはURL設置型の連携で、API連携や「Googleで予約」の記載はない
- 事業者はショップ向け共通アプリで運用。店舗オリジナルアプリや写真カルテの記載はない
- サポートはメール(アプリ上から問い合わせ可)。電話・時間の記載はない
freee予約(旧tol)の料金|無料Starterと有料Businessの違い
freee予約の料金ページに掲載されているのは、無料のStarterと有料のBusinessの2プランで、上位のShopは2026年9月時点で「現在リニューアル中」と表記されています。料金ページ自体には税の表記がありませんが、公式ヘルプではBusinessプランの料金が税込と明記されています。
| プラン | 料金(税込) | 主な内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Starter | 0円 | ネット予約(予約数制限なし)・初期費用なし・事前決済も利用可 | 登録時は全ショップがこのプラン |
| Business | 年払い38,160円/年(月あたり3,180円相当) 月払い3,980円/月 |
顧客管理・予約時アンケート・ロゴ・メールカスタマイズ・キャンセル受付・CSV出力(都度サポートへ連絡)等 | 月払いから年払いへの切り替えは、月払いの契約期間後に適用 |
| Shop | 料金ページに記載なし | 複数スタッフ管理・スタッフ指名・スタッフ権限管理 | 「現在リニューアル中」と表記(2026年9月時点) |
※2026年9月時点・公式サイト(https://www.freee.co.jp/reservation/pricing/、https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/42651149931801)より。最新は公式サイトでご確認ください。
Starterプランでできる範囲
Starterは月額0円で、初期費用もかかりません。予約数の上限がなく、事前決済も使えるため、「予約を受けて、必要なら前払いしてもらう」までは無料の範囲で完結します。登録時はすべてのショップがこのプランから始まるので、まず使ってみて、顧客管理が必要になった時点でBusinessへ切り替える、という順番が自然です。
Businessプランに切り替える判断基準
Businessは年払いで38,160円(月あたり3,180円相当)、月払いなら月3,980円です(いずれも税込)。公式ヘルプでは、月払いの12カ月換算は47,760円で、年払いにすると年間約1万円(20%)お得になると案内されています。顧客ごとの来店履歴や接客メモを残したい、予約ページに自分のロゴを入れたい、お客様自身で予約をキャンセルできるようにしたい、といった要望が出てきたときが切り替えの目安です。なお、月払いの契約期間の途中で年払いを申し込んだ場合、年払いに切り替わるのは現在の月払いの契約期間後とされています。
事前決済の手数料と入金サイクル
事前決済を利用した場合のみ、プランを問わず決済額の6%が手数料としてかかります。たとえば10,000円のメニューを事前決済で受けると、手数料は600円です(編集部による計算例)。お客様が現地払いや銀行振込を選んだ場合は手数料は発生しません。クレジットカードのブランド別の手数料については、公式ヘルプで確認できませんでした(2026年9月時点)。
事前決済の売上は、15日締めの分が月末払い、月末締めの分が翌月15日払いという月2回のサイクルで入金されます。入金の対象は、サービス提供日時から約24時間が経過した予約です。振込の最低金額は1万円で、振込手数料が売上から差し引かれます。1万円を下回る場合は翌振込タイミングに繰り越されるため、事前決済の比率が高い方は入金のタイミングを見込んで資金計画を立ててください。
無料期間・支払方法・契約条件
公式サイトには「登録後7日以内で有料プラン最大3ヶ月分無料」という表示があります。ただし、適用条件の詳細は記載がないため、利用を考える場合は登録時の案内で条件を確認してください。BusinessプランからStarterプランへの変更は、公式ヘルプに掲載された専用フォームから手続きします。最低契約期間や解約金については公式サイトに記載がありません(2026年9月時点)。
- Starter 0円(予約数制限なし・初期費用なし・事前決済可)、Business 年払い38,160円・月払い3,980円/月(いずれも税込)
- 複数スタッフ管理・スタッフ指名を含むShopは、2026年9月時点で「現在リニューアル中」
- 事前決済手数料は利用時のみ6%。入金は15日締め月末払い/月末締め翌月15日払い、最低振込1万円
- 「有料プラン最大3ヶ月分無料」の表示はあるが条件詳細は記載なし。最低契約期間・解約金も記載なし
フリーランス美容師・面貸しでの使い方
一人で施術し、予約経路を自分で持つ働き方には、freee予約のStarterプランは相性の良い選択肢の一つです。公式のネイル/ヘアサロン向けページでも、フリーランス美容師や個人経営の美容室、マツエク・眉毛サロンといった小規模な業態が想定利用者として挙げられています。
フリーランス美容師の場合、予約ページのURLをSNSのプロフィールやLINE公式アカウントのリッチメニューに置くことで、自分の名前で予約導線を持てます。予約ページは個人のアカウントに紐づくため、面貸し先のサロンを変えても、お客様に案内する予約先は変わらないという運用ができると考えられます。施術中に電話が取れない、SNSのDMで日程調整に時間がかかる、という悩みを無料の範囲で解消できるのは大きな利点です。
事前決済を組み合わせると、予約時に施術料の全額または一部を先に受け取る運用ができます。フリーランスは無断キャンセルがそのまま収入減につながるため、手数料6%を負担しても前払いにする価値があるかどうかは、客層とメニュー単価を見ながら判断してください。
面貸し(ミラーレンタル)で働く場合は、面貸し先のサロンが自前の予約システムを使っていることも多く、自分のfreee予約とサロン側の予約台帳が別々に存在することになります。席の利用時間はサロン側のルールに従いつつ、自分の顧客の予約は自分のシステムで管理する、という二重管理になる点は理解しておきましょう。予約が入るたびにサロン側の台帳へ転記する手間が発生しやすいため、面貸し契約の条件と合わせて運用ルールを決めることが大切です。
あわせて読みたい:フリーランスの美容師の働き方と課題とは?具体的な解決方法まで解説
顧客カルテを残したい段階になれば、Businessプランへの切り替えを検討します。来店履歴や接客メモを蓄積しておくと、次回の提案や、将来の独立・店舗開業後の顧客対応にも活かせます。なお、Businessプランで出力できるCSVは予約データで、出力のたびにサポートへの連絡が必要とされています。
あわせて読みたい:面貸し(ミラーレンタル)とは?フリーランス美容師として独立するメリット・デメリット
- 公式ページでフリーランス美容師・個人経営美容室・マツエク・眉毛サロンなどが想定利用者として挙げられている
- 予約ページのURLをSNSやLINEのリッチメニューに置き、自分の名前で予約導線を持てる
- 事前決済(手数料6%)は無断キャンセル対策として検討の価値がある
- 面貸しではサロン側の予約台帳との二重管理になりやすく、運用ルールを先に決めておく
導入前に確認したい注意点
freee予約を検討するときに後から「想定と違った」となりやすいのは、手数料と入金条件、外部サービスとの連携範囲、上位プランの状況の3点です。いずれも公式サイトの記載をもとに、申込前に確認しておきたい項目として整理します。
手数料と入金条件を含めた費用感が必要
Businessプランの料金は、料金ページには税の表記がありませんが、公式ヘルプで税込と明記されています。一方で、事前決済を使う場合は手数料6%に加えて、最低振込金額1万円と振込手数料の控除があるため、「売上の6%が引かれる」だけでなく「いつ・いくら手元に入るか」まで含めて費用感をつかむことが大切です。
大手集客サイト・POS・「Googleで予約」との連携は記載なし
大手集客サイトとの予約連携、POS(レジ・売上管理システム)との連携、「Googleで予約」への対応は、いずれも公式サイトに記載がありません(2026年9月時点)。記載がないことは非対応を意味するわけではありませんが、集客サイトからの予約とfreee予約の予約枠は自動では同期しない前提で運用設計をしておくのが現実的です。集客サイトを併用する方は、両方の枠を手作業で調整する時間を見込んでください。
LINE連携はURL設置型で、トーク内で予約が完結するわけではない
LINEとの連携はリッチメニューへのURL設置方式であり、LINEの中で予約が完結する仕組み(LINEミニアプリなど)ではありません。お客様はLINEから予約ページに移動して操作します。導線としては十分に機能しますが、「LINEの友だち情報と予約情報が自動でつながる」といった動きを期待していると、実際の挙動と差が出ます。
Shopがリニューアル中で、写真カルテの記載もない
複数スタッフ管理・スタッフ指名・スタッフ権限管理を含むShopプランは、2026年9月時点で「現在リニューアル中」と表記されており、料金も料金ページには掲載されていません。将来スタッフを増やす計画がある方は、提供時期や内容が公式に案内されるまで、上位プランを前提にした計画は立てにくい状況だと考えられます。また、施術写真をカルテに残す機能の記載がない点も、ヘアカラーやネイルのデザイン履歴を写真で管理したい方には確認事項です。
無料期間・契約条件の詳細は記載なし
「登録後7日以内で有料プラン最大3ヶ月分無料」の表示は条件の詳細が記載されておらず、最低契約期間や解約金についても記載がありません。月払いの途中で年払いを申し込んだ場合、切り替わるのは現在の月払いの契約期間後です。まず月払いで様子を見るのか、最初から年払いで費用を抑えるのかは、契約前に決めておくとスムーズです。
同じように個人事業主向けに設計された予約ツールと比較しながら検討したい方は、以下の記事も参考になります。
あわせて読みたい:MOSH(モッシュ)とは?機能・料金・注意点を解説
- Businessの料金はヘルプで税込と明記。事前決済は手数料6%・最低振込1万円
- 大手集客サイト連携・POS連携・「Googleで予約」は公式サイトに記載なし。集客サイトとの枠調整は手作業前提で考える
- LINE連携はURL設置型で、LINE内で予約が完結する仕組みではない
- Shopはリニューアル中、写真カルテの記載もない。無料期間の条件や最低契約期間も記載なし
スタッフが増えたときに足りなくなる機能
freee予約は一人で働く段階では十分に役割を果たしますが、スタッフや予約経路が増えた段階では、公式のプラン構成上カバーしにくい領域が出てきます。ここは「どのタイミングで予約システムを見直すか」という論点として整理しておきます。
複数スタッフ・指名予約はShopプランの区分
公式の料金プラン比較表では、複数スタッフ管理、スタッフ指名、スタッフ権限管理はShopプランの機能に区分されています。そして前章のとおり、Shopは2026年9月時点で「現在リニューアル中」です。つまり現時点で申し込めるStarter・Businessの範囲では、複数スタッフの指名予約を前提とした運用は公式の比較表上で想定されていない、と読むのが妥当です。アシスタントを一人雇う、パートナーと二人で店を回す、といった段階になると、この点が最初の壁になると考えられます。
複数の予約経路をまとめる機能
スタッフが増えると、集客のために大手集客サイトへの掲載を始めるケースが多くなります。すると予約の入口が「自分の予約ページ」「集客サイト」「電話」と複数になり、枠の重複を防ぐために台帳を一つにまとめる必要が出てきます。freee予約には大手集客サイトとの連携について公式サイトに記載がないため、この段階では複数媒体の予約を一元管理できる仕組みが別に必要になります。
店舗としての顧客資産・会計まわり
複数人でカルテを共有し、誰が担当しても同じ情報を見られるようにすること、店販や会計をPOSとつなげて売上を集計すること、お客様向けに店舗のアプリを持って再来店を促すこと。こうした「店舗として顧客と売上を管理する」機能は、freee予約の公式サイトでは記載がない、あるいは上位プランの範囲とされている領域です。個人向けの予約ツールから、サロン運営を前提としたシステムへ切り替える判断は、次のような状況が目安になります。
- 予約の入口が2つ以上あり、枠の重複を人の目で確認している
- スタッフが2名以上になり、お客様から指名が入るようになった
- カルテを複数のスタッフで共有し、担当が変わっても引き継げる状態にしたい
- 会計・店販の売上と予約データを一緒に見たい
理美容店舗向けの予約管理システムであるビューティーメリット(提供:株式会社サインド)は、複数の集客・予約サイトからの予約情報を一元管理し、スタッフのシフトと合わせて予約を受ける仕組みを持っています。サロン専用の公式アプリやLINEミニアプリ(LINE内で予約が完結)、施術履歴を残す電子カルテも公式に案内されています。個人向けの予約ツールと役割が異なるため、「今はfreee予約、スタッフが増えたらサロン向けシステム」という段階的な考え方が無理のない選択だと考えられます。
- 複数スタッフ管理・指名はShopプランの区分で、Shopは2026年9月時点でリニューアル中
- 大手集客サイト連携の記載がなく、予約経路が増えると一元管理の仕組みが別に必要
- 複数人でのカルテ共有、POS連携、店舗アプリは「店舗として管理する」段階の機能
- 予約経路2つ以上・スタッフ2名以上・カルテ共有・会計連動が見直しの目安
まとめ|自社に合うツールの選び方
freee予約(旧tol)は、2025年2月にtolから名称が変わった、freee株式会社提供の個人・小規模事業者向け予約システムです。無料のStarterプランで予約受付と事前決済が使え、来店履歴や接客メモを残す顧客管理はBusinessプラン(年払い38,160円、月払い3,980円/月、いずれも税込)から利用できます。事前決済の手数料は利用時のみ6%で、入金は月2回、最低振込1万円という条件です。
自分に合う予約ツールを選ぶ観点は、次の3つに整理できます。
- 今の働き方は「一人」か「店舗」か:一人でSNSやLINEから予約を受ける段階なら、無料から始められるfreee予約は有力な選択肢です。
- 予約の入口はいくつあるか:大手集客サイトや複数スタッフの指名が絡む段階では、予約を一元管理できるサロン向けシステムが土台になります。
- 費用は手数料と入金条件まで含めて見る:月額だけでなく、事前決済手数料6%、最低振込1万円、税の扱いを合わせて確認します。
フリーランスとして予約を自分で持ちたい方は、まずStarterプランで始め、カルテが必要になった時点でBusinessへ切り替える流れが自然です。スタッフや予約経路が増えてきたときには、理美容店舗向けの予約管理システムという別の役割の道具を検討する段階だと考えてください。ビューティーメリットの料金はサロンの規模や構成によって異なるため、比較資料で機能と料金を確認したうえで、今の運用に照らして検討してみてください。
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